この催しは、京都の染織工芸3産地が合同で開催する催しで、京都府の支援を得て2023年より開催しております。次回2025年2月開催で3回目となります。
きもの産地をとりまく環境は時代の流れとともにさらに厳しさを増しています。ですが、その中でもものづくりを続けながら、伝統を次の世代へつなげていきたいと思っております。
今回も各団体のコンクール入選作や各社の新作、京都各産地の秘蔵のお宝品なども展示し、皆様に京都の工芸品の素晴らしさを感じて頂きたいと願っております。
そのほか、京都の伝統工芸品などを気軽にお買い物できるコーナーや、カフェなどもあり、お客様にゆっくり楽しんでもらえるように工夫してあります。今回は特別に茶道家、西澤宗渓氏による特別感のある呈茶ブースもご用意しました。利休が考案したとされる国宝の茶室待庵のモジュールで茶室を設え、解説を交えて抹茶と和菓子の提供をいたします。
ぜひともご来場いただきましてご意見を賜りたく、ご案内申し上げます。
第三回 京都 染と織の展覧会実行委員長 舞鶴一雄